宇宙食などの食品の安全性を確保する為にNASA を含むアメリカの各機関(アメリカ航空宇宙局、アメリカ食品医薬品局)が缶詰製造基準として取り入れたのをきっかけに普及が始まりました。2018 年6 月 食品衛生法一部改正により国際基準のHACCP を制度化する法案が決定しました。今後、2021 年までに法整備が進み、HACCP は国内食品事業者、製造、流通各方面に浸透していきます。HACCP 制度化が食品施設内に定着しているかを判断する方法は第3 者機関の監査を受け、公正な審査によって認証証明を受けることです。食品の製造・出荷の工程で、どの段階で微生物や異物混入が起きやすいかという危害要因をあらかじめ予測・分析して被害を未然に防ぐ方法です。

※CODEX とは、1962 年、国連の専門機関である国連食糧農業機関(FAO) と世界保健機関(WHO) が合同で、作られた国際的な食品規格。

国際社会の中で求められる食材は、安全安心をシステム化したHACCPであり、その基本は、そこで働く従業員の日々の衛生管理と新鮮な食材を食卓に届けたいと願う「まごころ」からです。

①工場入室前にはエアシャワー

②粘着ローラーは、手順に添って実施

③しっかり手洗い

食品加工施設での基本は、手洗いです。手洗いは、温水設備の整った環境でかつ作業者のクリンリネスが重要になります。

全てを備えた環境での安全安心は日々の業務で培われます。

保育園、幼稚園、病院、高齢者福祉施設、障碍者支援施設等の食材はHACCP による第3 者監査をクリアした工場で製造された食材使用が今後さらに求められます。また、国内にとどまらず、日本の安全安心は、海外のお客様もきっと満足していただけるはずです。

HACCP の衛生管理システムで「チェック・記録・保管・配送」をしっかりと管理し続けます。

仕入れの商品決定までの流れは、仕入れを検討している商品が決定後、仕入れ工場への外部監査(資格認定者)による監査を実施。原材料の危害要因になる(原材料汚染細菌・残留農薬・抗生剤残存検査等)品質や鮮度に心を配り社内製品検査管理規定をクリアした原料のみを仕入れ・加工しております。